過去との訣別

Posted by Yuko (Yokosuka, Japan) on 30 May 2009 in Abstract & Conceptual.

どうしても超えられなかった壁がある


いつもそのことを考えると
堂々巡りしかなくて
ぐるぐると頭の中が同じところを回り続けていた


時が経てば超えられるのかと思っていたけれど
そう簡単にはいかなかった
何年経っても同じところを
常にさまよっている感覚


もうこの壁とは一生つきあうしかないのか
超えることなんてできないのか


けれど壁は気がついたら消えてなくなっていた


他のつらいことに目を奪われているうちに
気がついたら壁そのものがなくなっていたのだ


また新しい壁のようなものが出来てしまったけれど
それはもっと薄くて軽くて
前みたいな頑丈なコンクリ造りではない


今はまだあの壁が消えたことに呆然とするだけだけれど
そのうちきっと新しい風が吹いてくるだろう
今はそれをただじっと待つだけだ


ベルリンみたいに
いつか壁は歴史となるだろうから